Conference Presentations国際学会発表

海外受賞歴( 一部抜粋)

平成 9 年(1997) The Dohlman Lecture, 20th Boston Cornea Research, USA
平成11 年(1999) Alcon Research Institute Award, USA
平成12 年(2000) Achievement Award, American Academy of Ophthalmology
平成16 年(2004) Daiwa-Edrian Prize, UK
平成19 年(2007) David Easty Lecturer, UK
平成20 年(2008) The Castroviejo Medal Lecturer , USA
平成21 年(2009) ARVO Gold Fellow, USA
平成22 年(2010) Claes H. Dohlman Conference Address, TFOS, Florence
平成22 年(2010) Meibom Lecturer, Germany
平成23 年(2011) The Doyne Memorial Lecturer , Oxford Ophthalmological Congress, UK
平成23 年(2011) Elsemay Bjorn Lecture, Finland
平成23 年(2011) Schepens Eye Research Institute Almunus Awardee, USA
平成24 年(2012) Peter Herberg Lecture, IMCLC, WOC2012, Abu Dhabi
平成26 年(2014) Richard Lindstrom Lecture, CLAO, ASCRS 2014
平成27 年(2015) Charles D. K elman Inovator Award, ASCRS 2015

2007年 David Easty Lecture

英国は西欧的眼科診療の発祥地の一つであり、英国、ドイツ、スイスなどが中心になって眼科医療の発展に貢献してきました。その中で、Moorfields Eye Hospital の院長でもあったBowman は角膜のBowman 膜の発見者として特に有名です。
このBowman の名前を冠としたBowman Club は、英国の角膜学会のようなものであり、ここに著名な角膜移植家のDavidEastyを讃えてDavid Easty Lecture が創設されました。私は、2007 年3 月16 日に行われたIX th Bowman Club 2007(Austin Court, Birmingham, UK)で本講演を行う栄誉を得ました。


David Easty 賞をSaaeha Rauz 会長から授与

2008年 Castroviejo Medal

 角膜移植手術を確立したRamon Castroviejo の功績を称えてThe Castroviejo Cornea Society が1975 年に設立されました。その後この会はThe Corneal Society に名称を変更し、米国眼科学会のpre-meetingとして学術講演会などが開催され、さらに米国眼科学会のなかでもNamed Lectureが講演、表彰されることになりました。Castroviejo Medal は本会から毎年世界で1人、角膜に関する研究で著しい成果を挙げた眼科医に贈られるものであり、現在までに34 名、日本人では1982 年に三島済一教授(東京大学)、2001年に西田輝夫教授(山口大学)が受賞しておられます。
 2008 年は、不肖、私が受賞し、11 月11 日にアトランタで開催された第112回米国眼科学会で、Castroviejo Medal Lecture を行なわせて頂きました。30 分の講演タイトルは”Therapeutic modalities for ocular surfacedisorders” であり、アカデミーの最終日にも関わらず約500 名の聴衆で会場は満員となりました。ご協力頂きました皆さんに厚くお礼申し上げます。
 また、我々がアトランタW ホテルで開催しましたCastroviejo MedalReception にも100 名を超える欧米、アジアの友人が集まって下さいました。ご支援を頂きました皆様にも感謝申し上げます。


講演後にMark Mannis 教授と記念写真


AAO2008 におけるCastroviejo Medal 講演の様子

2010年 Meibom Lecture

ドイツのリューベックで生まれたHeinrich Meibom はマイボーム腺の存在を発見した医学者であり、2000 年には没後300 年を経たことになります。このMeibom を讃えてザルツブルグで開催されたMeibom Symposium 2010でMeibom Medalを受賞しました。
会長のGerd Geerling 教授とMeibom 先生の子孫の方からメダルを手渡されたことは、大変名誉なことでした。



Meibom Lecture の受賞記念

2011年 SOE/AAO Plenary Lecture

 2011 年のSOE/AAO は2011 年6 月4 日から7 日までスイスのジュネーブで開催されました。SOE は欧州眼科学会のことであり、AAO は米国眼科学会のことです。従来、SOE は単独で開催されてきましたが、昨今のアジア太平洋眼科学会のようにAAO が開催母体を支援するような形態になってきました。したがって、SOE/AAOとは両者のジョイント・ミーティングということになります。このため、学会への参加者は数千名にまで膨れ上がり、大いなる盛り上がりを見せました。特に東欧やロシアからの参加者が数多くみられ、欧州の眼科に大きな地殻変動が生じていることを実感させられました。私は、本学会の特別講演といえる4 つのPlenary Lecture のうちの1つを担当させていただきました。1時間の講演には1,000 名を超える聴衆が集まり、その熱意には驚きでした。このような機会を与えていただいた会長のGabriel van Rij 教授に改めて感謝申し上げる次第です。

概ね1000 人の聴衆が集まった


Plenary Lecture の風景


数多くの聴衆

2011年 The Doyne Memorial Lecture

 2011 年のOxford Ophthalmological Congress が7 月4 日と5 日の2 日間にわたってOxford 市内の中心に位置する伝統あるThe Randolph Hotel で開催されました。このOxford OphthalmologicalCongress は1909 年にRobert Doyne によって設立された英国で最も伝統ある学会です。Mr. Doyne は19 世紀後半から20 世紀前半にかけて活躍した、そして英国の眼科学会創立に大きく寄与した優れた眼科医であり、Oxford 大学教授でもあったのです。この学会は、伝統を重んじること、専門分野の異なる著名な教授も参加すること、聴衆が1つの講演会場に集まること、公式ディナーはタキシードで出席すること、などを特徴としています。Oxford 大学の教育システムが、歴史を重んじる一方で、異分野交流を積極的に推進しているのと有る意味で共通した考え方です。今回、私は、この学会の特別講演者としてThe Doyne Memorial Lecture をさせていただきました。講演内容は、教室の皆さんに支えられて行っている角膜疾患の治療です。過去のThe Doyne Memorial Lecture 授賞者を見てもアジア地域の眼科医は皆無であり、大変に名誉な賞をいただいたことに感謝しています。

Oxford Ophthalmological Congress のCouncil Member との写真


Doyne Memorial Lecture の風景


John Dart 会長夫妻とBlack Tie でディナー

2011年 Elsemay Bjorn Lecture

 2011 年8 月16 日、SILK-Elsemay Bjorn Symposium に出席をするために、Finland第2の産業都市であるTampere を訪れました。この街はFinland が推進している再生医療のメッカであり、このシンポジウムでElsemay Bjorn Lecture を授賞しました。会のサイズは100 人を超える程度でしたが、前回授賞者がロンドンのProfessor Robi Ali であり、会のレベルの高さが窺えました。私の講演内容は、角膜疾患の再生医療についてであり、講演タイトルは「Towards new innovations for corneal diseases」としました。京都府立医大の名声を高められたこと、そして大変に名誉な賞をいただいたことに感謝しています。


Tampere 大学のHannu.Uusitalo教授、シンガポールのRoger Beuerman 教授らとの写真

2014年 Richard L. Lindstrom, MD Lecture を受賞

 2014 年のASCRSにおいて、RichardL. Lindstrom, MD Lectureを受賞しました。この賞はCLAO( Contact Lens Association of Ophthalmologists) がスポンサーをしてASCRS に創設されたNamed Lecture です。私はここで、角膜内皮細胞移植に関わる講演をさせていただきました。教室の皆さんに感謝申し上げます。


講演の様子


CLAO 会長のDr. Warren Fagadau(右から二人目)らとの写真

2014年 American Ophthalmological Society の会員に選出

 American Ophthalmological Society(AOS) は1864 年にNew York Eye and Ear Infirmary を起点として創立された組織であり、会員数はおよそ200 名に限定された伝統と格調を重んじた限定会員組織です。米国の眼科医であれば最も栄誉ある会員になったと称されるものです。米国以外からの会員は20 名程度であり、私も日本を含むアジアから初めての会員として選出されました。2014 年5 月、このAOS の創立150 周年記念式典がNew York のRitz Carton Battery Park で開催。私は2013 年に出席していなかったので、当日、新人として全会員に紹介されました。眼科の全分野の著名な眼科医ばかりであり、驚きと緊張の連続でした。


AOS member との写真