緑内障は、我が国における失明原因の第1位を占めており、40歳以上の日本人における緑内障有病率は、5.0%、つまり20 人に1 人の割合で緑内障の患者さんがいるという状況で、緑内障は日本の社会において大きな問題として考えられています。
この研究チームでは、緑内障患者ならびに健常者より採血し、ゲノムDNA/RNA/ タンパク質を抽出、バリアント解析、遺伝子発現パターン解析、発現タンパク質パターン解析を行い、統合的な分子診断法の確立と実証を行い、その成果を緑内障の診断と治療に役立てようというものです。
「2004 年に京都府立医大にゲノム医科学講座が新設され、田代 啓先生が着任され、着任後間もなく、眼科医局セミナーで田代先生のエイズに関する遺伝子研究の講演を聞きました。それがヒントになり、緑内障でも同じように遺伝子研究ができるのではないかと考えたのが研究をスタートするきっかけになりました」と池田陽子客員講師は語ります。









