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国内に患者が約1万人いるとされている、目の角膜が細胞の減少によって濁る「水疱性角膜症」は、角膜移植のためのドナー不足などが問題になっています。京都府立医科大学の木下茂教授らの研究グループは、世界で初めてドナーの角膜の細胞を人工的に培養する方法を開発、今回、その細胞を移植した11人について術後2年間、感染症を起こさずに視力が改善するなど安全性や有効性を確認したと発表しました。研究グループは「今後は実用化に向け3年後の国からの承認を目指したい」としています。